STRUCTURE 構造

建物に高さを、空間に自由を
超高層邸宅を快適に支える構造

スーパーRCフレーム構法

スーパーRCフレーム構法概念図|ナビューレ横浜タワーレジデンス
ただ高さを誇るだけではなく、豊かな居住空間をあわせ持つ”超高層邸宅”を実現するため、鹿島建設が誇る「スーパーRCフレーム構法」が採用されています。シンプルな骨格が最大の特長の躯体架構技術により、躯体を支えるために太い柱と梁が不可欠であった従来のタワーマンションの、「室内が狭くなる」「プランニングに制限がある」「将来的に大規模なリフォームがてきない」など数々の問題点を解決し、高い天井高や、柱が少なく室内に梁の出ない伸びやかな居住空間が実現されています。

高強度コンクリートを使用した“大黒柱”
①スーパーウォール

スーパーウォール概念図|ナビューレ横浜タワーレジデンス
高強度コンクリート・高強度鉄筋を使用した長方形の壁です。地震や強風時にも、建物全体をしっかりと支えています。コンクリート厚は、約1.2mで、『ナビューレ横浜タワーレジデンス』の“大黒柱”です。

建物頂部に設置された大型の梁
②スーパービーム

スーパービーム概念図|ナビューレ横浜タワーレジデンス
建物頂部に設けられた大型の梁(スーパービーム)は、スーパーウォールと接続するだけでなく、さらに、制振装置『HiDAM(ハイダム)』が設置された建物外柱の「コネクティング柱」にも接続しています。

地震時の揺れを吸収する制振装置
③制震装置HiDAM(ハイダム)

地震や強風により、マンションは“やじろべえ”のように揺れようとします。この振動エネルギーを吸収するために、鹿島建設が開発した建物用オイルダンパー「HiDAM(ハイダム)」が採用されています。スーパービーム先端とコネクティング柱を接続する部分に「HiDAM(ハイダム)」が設置されています。この装置によって得られた減衰力がスーパービームに作用し、スーパーウォールに曲げ戻しを与え、地震時の揺れを低減させています。さらに、建物屋上に設置することで点検や交換などのメンテナンスにも配慮されています。

耐震性をさらに高める
④ECC梁

より耐震性を向上させるため、スーパーウォール(コア壁)間の梁に、優れたエネルギー吸収能力を持つECC梁が採用されています。ECC梁は、地震により大きな変形を受けた場合に生じるコンクリートのかぶり部分の剥落や強度劣化に対する抵抗性とエネルギー吸収能力が、通常の鉄筋コンクリート梁に比べ大幅に向上しています。さらに、地震時にひび割れが生じても、通常の鉄筋コンクリート梁と異なり、ひび割れの幅が微細なレベルである0.1mm以下以下に抑制されるため、鉄筋に腐食が生じる危険性も少なく、高い耐久性が確保されています。

優れた基本構造

高強度コンクリート・高強度鉄筋

高強度コンクリート・高強度鉄筋概念図|ナビューレ横浜タワーレジデンス
スーパーウォール・柱には、最大70N/mm²の高強度コンクリート、最大785N/mm²の高強度鉄筋が採用されています。

かぶり厚

かぶり厚概念図|ナビューレ横浜タワーレジデンス
鉄筋を覆うコンクリートの厚さは、スーパーウォール・柱では30mm以上、床スラブでは20mm以上が確保されています。鉄筋をサビから守り、二酸化炭素によるコンクリートの中性化が極力抑えられています。

強固な地盤

基礎断面概念図|ナビューレ横浜タワーレジデンス
『ナビューレ横浜タワーレジデンス』を支えるのは、超高層を十分に支持できるN値50以上の土丹層です。タワー部には、場所打ち鉄筋コンクリート杭(拡底アースドリル工法)をしっかりと貫入させ、安定した基礎構造が実現されています。

拡底杭

基礎概念図|ナビューレ横浜タワーレジデンス
優れた支持力を発揮する、拡底杭が採用されています。底部が円錐状になった杭を使用することで、長期的に重量しっかり地盤に伝えるとともに、地震時などに起こる圧縮力に対して、強い支持力が発揮されます。

アースドリル工法

アースドリル工法イメージ|ナビューレ横浜タワーレジデンス
「アースドリル」と呼ばれる刃のついた回転バケットを使用し、建設現場で孔を掘り、鉄筋を挿入しています。そこにコンクリートを流し込んで杭をつくります。「場所打ちコンクリート杭」と呼ばれる工法の一種で、強固な地盤にまで貫入し、優れた支持力が実現されています。

機械式鉄筋継手

機械式鉄筋継手イメージ|ナビューレ横浜タワーレジデンス
コンクリートに組み込まれる鉄筋は、建築現場でつなぎ合わせ、組み上げられています。『ナビューレ横浜タワーレジデンス』では、太径の鉄筋を柱・梁などの各部材に使用していますが、地上階の柱・梁には作業時の天候などに影響を受けず、安定した性能が得られる機械式継手により鉄筋がつながれています。

快適性能

ハイサッシ

住戸断面概念図|ナビューレ横浜タワーレジデンス
心地よい居住空間をつくる上で、光や外気を取り入れるサッシは、とても重要な役割を担っています。『ナビューレ横浜タワーレジデンス』では、その天井高を生かして、床から天井までの高さのサッシを採用し、伸びやかですっきりした開口が実現されています。

大型フラットスラブ

大型フラットスラブイメージ|ナビューレ横浜タワーレジデンス
階高の制約が少ない「スーパーRCフレーム構法」に加え、「大型フラットスラブ」の採用により室内に梁型の出ない、伸びやかな居住空間が実現されています。

遮熱性

遮熱性概念図|ナビューレ横浜タワーレジデンス
Low-Eペアガラスは、通常の複層ガラスの間に光や熱を選択し透過及び反射する特殊な金属膜がコーティングされています。そのため、夏季における外部からの日射熱を1枚ガラスと比較すると約半分程度に抑えることができます。
※上記数値はメーカーのシミュレーションによるもので、実際と異なる場合があります。またガラスの厚さは部位により異なります。

断熱性

断熱性概念図|ナビューレ横浜タワーレジデンス
Low-Eペアガラスは、2枚の板ガラスの間に乾燥空気が封入されているため、断熱効果が高いガラスになります。冬季に室内の熱を逃がしにくく、また結露が生じにくくなっています。
※上記数値はメーカーのシミュレーションによるもので、実際と異なる場合があります。またガラスの厚さは部位により異なります。

二重床・二重天井

二重床・二重天井概念図|ナビューレ横浜タワーレジデンス
スラブ厚は370mmが確保されています。さらに、遮音・断熱性に優れた二重床・二重天井が採用されています。

戸境壁・外壁

戸境壁・外壁概念図|ナビューレ横浜タワーレジデンス
4階以上の外壁で使われている白磁質パール調タイルには、光エネルギーの働きで汚れを落とすハイドロテクト加工が施されています。

スケルトン・インフィル

スケルトン・インフィル概念図|ナビューレ横浜タワーレジデンス
躯体(スケルトン)と内装(インフィル)が明確に分離されています。通常室内に設けられている排水竪管のスペースを住戸外部の共用部に設置することで、メンテナンス性の向上と、将来のライフスタイルの変化に伴う間取りの変更といったリフォームの自由度が高められています。

24時間換気システム

24時間換気システム概念図|ナビューレ横浜タワーレジデンス
すべての住戸に、全熱交換式24時間換気システムが採用されています。室内と室外の熱を交換することで、エネルギーのロスを少なくし、新鮮な空気を24時間供給します。また、全居室に換気口が設けられています。さらに、外気清浄フィルターにより外気からの粉塵等の侵入が抑えられています。

※掲載している画像、素材(テキストを含む)などの情報は、分譲当時、竣工時、または当サイト制作時に作成、撮影したものであり、実際とは異なる場合がございます。
※イラストは全て概念図であり、実際とは異なる場合がございます。